外国為替リスクヘッジ取引は、オプションのストライクプライスと証拠金取引の約定価格との差額をある程度覚悟して、オプションのコストを抑えるコスト軽減型取引です。
証拠金取引とオプション取引は同じ取引枚数で組合せますが、証拠金取引を例えばドル買い/円売りで行う場合、証拠金取引の約定価格より下のストライクプライスのプットオプションを購入することによって、オプションの購入コストを軽減します。
例えば、ドル高/円安を予想し証拠金取引を1ドル100円で1万ドルのドル買い/円売りポジションを建てる時、売る権利プットオプションのストライクプライスは99円を選択するとします。
この時、ストライクプライスが100円の場合のプットオプションの購入コストが2万円だとすると、今回選択したストライクプライスは相場の100円より安く売る権利のため、購入コストは1.5万円ほどになります。
予想通りドル高/円安となった場合、オプションの購入コストが、100円のストライクプライスを選択した場合より安く済む為、利益もその分多くなります。
一方、予想がはずれてドル安/円高になった場合、権利行使して取引を終了するため、証拠金取引の約定価格とストライクプライスの差額分は損失になります。
また選択するストライクプライスによってリスク幅を自分で設定することができます。
従って、相場見通しに自信がある場合にこの手法を活用すれば、より大きな効力を発揮するでしょう。
このタイプの取引は、次のことに注意する必要があります。