利益追求型のオプション取引は、相場を予想しコールオプションかプットオプションの、どちらかを購入して取引を行います。
オプション取引の魅力は、従来の投資に比べ、極めて少ない資金で大きな取引ができ、予想通り相場が変動すれば、期限内であれば利益が無限に拡大していくことです。
取引に必要な資金は取引総額の1〜2%だけです。1万ドルの取引を行う場合、1〜2万円の資金で取引が可能となり、利益は1万ドルの取引総額から発生します。
もし、相場が予想と逆に動いた場合、リスクは最大でも買付時に支払った代金1〜2万円の範囲内に限定され、期限内であればどれだけ相場が予想と逆に動いても、オプションをそのまま持ち続け相場の回復、好転に期待することもできます。
オプション取引(買い方)には、証拠金取引のような追加資金は一切必要ありません。
このように、オプション取引(買い方)の魅力は、利益を無限に追求できるうえに、損失はあくまでも限定されていることなのです。
このタイプは、ハイリターンを追求し効率的に利益を獲得したい場合、リスク拡大の心配をせずに行える取引です。また、ドル売り/円買いの取引をする場合、金利の支払いが発生する証拠金取引より、金利の支払いのないオプション取引の方が有効な取引であるといえます。
例えば、現在の為替相場が1ドル100円の時、ドル高/円安を予想し、ストライクプライス100円コールオプションを、6ヶ月の期限で10万ドル分購入しました。10万ドルの取引ですが、費用は買付け手数料を含め総額20万円だけです。
相場は予想通りドルが上昇し、4ヶ月後に1ドル110円になりました。
そこで、取引有効期限2ヶ月を残しオプション(1ドル100円で買う権利)を転売することにしました。
オプションを転売した結果、差額分
110円−100円×10万ドル=100万円
が得られ、オプション買付け費用20万円と転売手数料1万5千円を差引き、最終的に78万5千円の利益を得ることができました。
100万円−20万円−1.5万円=78.5万円
もし予想がはずれ、ドルが仮に95円まで下落し期限を迎えた場合でも、証拠金取引なら50万円の損失となるところですが、オプション取引なら、損失は最初に支払った買付け費用20万円だけで済みます。
証拠金取引の場合の損失
95円−100円×10万ドル=−50万円
オプション取引の場合の損失
最初に支払った買付け費用20万円のみ
このタイプの取引は、次のことに注意する必要があります。